数学専門オンライン家庭教師「マスゼミ」塾長の林です!
計算ミス。
勉強をする誰もが,一度は経験したことがあるでしょう。
計算ミスをしてしまうと,たとえ問題の解き方を理解できていても不正解になります。
自分の実力を十分に発揮するためにも,ミスは減らしたいところですね。
というわけで今回は,計算ミスの減らし方について述べていきます。
計算はそこそこ丁寧な字で、大きく書こう
まず何より重要なのが,計算は大きな字で書くということです。
日頃の問題演習でも試験でも,計算を空白に小さく書く人がいます。
紙幅が狭い場合は仕方がないのですが,計算用紙がある場合などは,あらゆる計算を見やすく書くようにしましょう。
字は丁寧に。そして大きく書くのがコツです。
雑に計算を書いてしまったがために失点をする子はたくさんいます。
例えば 0 と 6 の書き分けができずに,10 を 16 と誤読して不正解、という感じです。
実際に生徒の指導をしていると,こういうミスが実在するんですよね。
他にも 1 と 7 を読み間違えるなど,ミスは多彩です。
計算を見やすく書けば,そのリスクは抑えることが可能です。
すぐに実行できることですので,これを読んだ人は以降の勉強で心がけてみてください。
自分がミスをしやすい計算の種類を見つけよう
人によって,ミスをしやすい計算・しにくい計算があります。
マイナスの符号がつくとミスが多発する人もいれば,分数の計算が苦手な人もいます。
ただ,自分のミスを分析してみると,似たような種類の計算でミスをしていることに気づきます。
自分が持つ計算の「クセ」に気づく。
これも計算ミスを減らす上で重要なことです。
これを達成するためには,日頃から自分が犯しているミスに注意を払う必要があります。
過去のあらゆる分野の計算力を一度にチェックするのは非常に大変であるためです。
途中の計算も含めてノートに書き記すことを心がけましょう。
周囲の人に聞いてみよう
どういう箇所でミスをしやすいか。
保護者の方々や学校の先生が知っているかもしれません。
特に学校の数学の先生は,日頃からみんなのノートや答案を見ているわけですから,誰がどういう箇所でミスをしているのか,その「クセ」を把握していることがあります。
自分がどういうところでミスをして失点しているのか。
一度,周囲の人に尋ねてみるのもいいかもしれませんね。
自分では気づけず,他者に言われて急に気づくこともあるので。
まとめ
誰もが経験したことのある「計算ミス」。
計算ミスを減らすには、
- 丁寧で大きめの字で計算を書く
- 自分のミスの傾向を見つける
- 周囲の人に聞いてみる
といった取り組みが有効です。
総じて,大切なのは「あーケアレスミスしちゃった」という風に「ケアレスミス」という言葉で処理しないことです。
ケアレスミスと呼ぶと,ちょっと気をつければすぐ克服できる感じに聞こえてしまいます。
でも計算ミスの多くは自分の癖からくるもので,その癖を発見して修正しないことにはいつまで経ってもミスを減らせないのです。
面倒でも,自分のこれまでの計算ミスをよく分析し,原因を特定してみましょう。
あとはその対策をすれば,数学のテストの点数も自然と上がっていくはずです!
ただ,計算ミスの傾向を自分で分析するのって難しいですよね。
マスゼミでは東大生講師が一対一で数学の指導をするので,あなたのミスの傾向をあぶり出し,アドバイスをしてくれます。
もちろん,最終的には自分でミスに気付けるほどに成長してもらいます。
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